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唄うたいは袖を引きすぐに次の行き場を探す

7月16日
Plug presents【Sweet trade vol.5】
amber gris/DISH/emmuree/KYOKUTOU GIRL FRIEND/オトガデッド/THE"FUZZ"/brain=Hitomi(Moran)&SIZNA(ex.Sugar)
16:30/17:00



15日、大佑さんが永遠の眠りにつきました。
その影響が色濃く出たイベントだと思いました。

これは本当に偶然だけれども、この日集まったバンドの多くは大佑さんと縁のあるのもあり、イベント全般を通して感じたのは弔い。

それぞれのバンドがそれぞれのやり方で偲んでいる。
彼に音を送り届けている。

そんな感じのイベントだったと思います。



◆KYOKUTOU GIRL FRIEND

玄人集団だなー
凄く格好いい。

しかしこの手のバンドは好みが分かれるタイプだと思うのです。
私は元々パンク調の曲があまり得意ではないことやどこか笑える要素がないとなかなか見るのが大変なので、正直に云うとこのバンドは私には辛かったなという感じ。

やー格好いいのよ。

泥臭いのにどこか洗練された印象もあるし、演奏も格好いいし、パフォーマンスも格好いいの。
ただ自分の感性にひっかからなかっただけの話です。

◆DISH

いつもよりも多めに十字を切り、いつもよりも感情のこもったというか始終今にも泣き出しそうな顔しながら絶叫するしびさんを見てこれは弔いなのかもしれないとふと思った。

気を抜くと私までもがうっかりあちら側に連れていかれそう。
ダメだ。飲み込まれるとダメだ。

全ての音が叫び声が刃となって突き刺さる感覚。

ドレスフラワーの歌詞がやたらと突き刺さってね。
あまりにもこの時の状況と合致しすぎていて、もしかしてこの曲はこの日の為に急遽作ったんじゃないだろうかと思ってしまうくらい。

痛い。痛すぎるよ。

持っていかれないように、始終気を張っていたせいか見終えた後はぐったりした。
しんどかった…

◆THE “FUZZ”

登場SEがhideちゃんの曲で軽く死亡。
それは反則!反則だってば!!

という訳で登場SEから既にたぎった訳でして。

しゅんすけさんのソロープロジェクト。
しゅんすけさんはギターヴォーカルでした。上手ギターは元バビロンの冴。

小さい!しゅんすけさんってあんなに小さい人だったんだ…しかし非常にイケメンでございました。

歌うしゅんすけさんを見るのは初めてでしたが、ええーと・・・何故歌おうとお思いで…?

曲がよかっただけに余計そう思ったのかも。
でもまぁしゅんすけさん楽しそうだったしいいか!

好きな音楽を好きなように演ってて誰よりも本人が一番楽しんでいる姿を見るのは好きです。
自分の好み云々はさておいてね。

うん!楽しかった!

◆amber gris

SET LIST
1.OP
2.over flow girl's sick.
3.lizard skin.
4.悲しみ暮れる黄金丘陵(コートドール)
5.銀色のコフィン

曲が始まってライヴが進むにつれて、あれ?何だろうこの妙な違和感は…と思った。

それまで虚構の住人として存在していた人がいきなり私たちと同じ世界の人間になってしまった時のような違和感。

凄く人間くさいアンバーグリスだなと思った。

私は普段アンバーグリスを見て、人間くさいというよりは、作り込まれた世界の中で各々が割り当てられた役を演じている、いい意味で虚構くさいバンドだなという印象が強かったので、こんなにもメンバーの人間らしい姿を見たのはもしかすると初めてかもしれません。

そうだよね。普段2.5次元としてバンドマンを認識しているけれども彼らだって同じ時代を生きている血の通っている人間だものね。

最後の曲が銀のコフィンだったことが全てを物語ってる。
そう思いました。

◆enmmuree

ひたすら重苦しいアンミュレ。
始終息が詰まる気の休まる暇などない、正しく幽閉された空間。

誤解を恐れずに云うならば、今まで見たどのアンミュレよりも鬼気に迫ったアンミュレでした。

これは覚悟なしで見るのは辛すぎる。
いや覚悟をして見たとしても辛い。

ずぶずぶと漆黒の闇へと引きずり込まれる感覚。
気を抜こうと張ろうと自分の意思とは関係なく問答無用に引きずり込まれる。

ステージにも客席にも色は存在するのにあらゆる色彩が消え去って、モノクロームの世界になったような気がしました。

本当に苦行レベルのしんどさだったけれども、彼ららしい弔い方だったと思います。

◆Brain

SET LIST
1.痕跡とキャンバス(Moran)
2.紫陽花(椿屋四重奏)
3.Fairy tail(brainオリジナル)
4.堕落(Syrup16g)
5.Secret Signs(L'Arc~en~Ciel)
~E.C~
1.malicious(Sugar)
2.同じ闇の中で(Moran)



人見が心配でした。とても心配でした。
悲しみに打ちひしがれて溺れてはいないだろうかと。

だからふらつきながら現れた彼を見て、ああステージに現れてくれた。その事実だけでもかなり救われた自分がいました。

しずなの綺麗なギターの音色に絡まって響く人見の歌声はとても綺麗だった。

そして一曲目が終わってデュオ名の由来について語り出す人見さんはとても可愛かった(笑)

Hitomi(以下H)「このBrainというバンド名?ユニット?デュオ?の名前はしずなが決めたんだよ。で、バンド?デュオ?どっち?」
SIZNA(以下S)「デュオにしましょう(魅惑のミ○キーヴォイス)」
H「そうそうデュオね(笑)右脳と左脳でBrainにしましょうって。(おおーと客席から拍手が沸き上がる)で、どっちが右でどっちら左?あ、違うよ。右と云ってもそっちじゃないよ(笑)」

…(゜∀゜)

だめだこのひといらんすきるがあっぷしてるどうしようもうておくれかもしれないけどなんとかしないと

客「(人見を差しながら)右ー」

H「ということはしずなが左かーあのさ、右脳と左脳で管理する領域が違うって云うじゃん?どっちがどっち?あ、右脳が芸術で左脳が計算とか?分かりやすく云うと右脳が文系で左脳が理系ってこと?」

「おれさー右と左の区別が昔からつかないんだよねーでさ、運転する時もそこの角左折ねーとおか云われても右折しちゃったりとかするんだよ。メンバーにはわざとでしょうと云われるけど違うんだよ。本当にわからないんだよねーたぶん幼い頃に矯正してないからだと思うけど。そんな右と左の分からない男が歌います」



歌ってる時の人見は、ずっと泣きそうな顔してた。だから曲が終わる度にあえてくだらないことばかり喋ってて悲しみを紛らわせようとしたんだと思う。

オリジナルの曲をやりました。
曲名はFairytail。おとぎ話。
人見自身も云ってたけど、彼らしくないタイトル。
曲自体はしずなが、オリジナルやりたいと云って作ったんだそうな。

歌を聞いて、ああーと思った。直接言及してはいないけど、これは彼に捧げる歌なんだね。

椿屋の紫陽花は、ヴェロが椿屋が好きでよく機材者で聞いてたそうで。そして人見は紫陽花が一番好きだと云ってた。

人見は紫陽花が好きで、たぶん小さいものが集合して群をなしている姿が好きだからだろうねというようなことを云ってました。

本編が終わって、アンコールで出てきた人見さんの第一声は「変なの(笑)」

「だってさーアコースティックのデュオがトリというのおかしいじゃん。普通こういうのは一番最初にやるか最後にやるかじゃん。それがトリまでやってアンコールまでするって変じゃん(笑)」

云われてみれば(笑)

恐れ多いけど、Sugarの曲をやりますと云ってマリシャスを歌った。
恐れ多くなどないよ。とても綺麗なマリシャス。私お砂糖さんの中でマリシャスはあまり好きじゃない方に入ってたけど、彼の歌ってるマリシャスはとても儚くて切ないけれども美しかった。

マリシャスを歌い終わった後に語った人見の言葉を忘れられない。
(一字一句を覚えるのは無理なのであくまでこんな感じのことを云ったと解釈してくださればありがたいです。)

「あのさ、もうみんな知ってると思うけど、昨日大佑が亡くなったんだよ。知らせが来て。色々考えてて結局一睡も出来てないけど。差別じゃないけど、やはり元メンバーは特別なんだよね。一緒に過ごした時間も長いし。あいつさ、言葉悪いけど、かまってちゃんだよね。元々心臓が悪いのは知ってたけど、それでも何だかんだ云っておじいちゃんになるまで生きてるんだろうと思ってたんだよね。」

「俺は絶対に先にくたばったりしないから。だから。だからみんなも命を大事にしながら時間を大事にしながら生きていってください。次の曲を大佑に捧げます。同じ闇の中で」

大佑のことに関しては、彼自身もまだ気持ちの整理がついていなかったと思います。
皆の前で語りながら自分の気持ちを整理していく感じ。


文章ではなく、身近な人の生きている声を聞いて、それまで我慢していた涙が止まらなくなってアンコールの間で私ずっと泣いていた。

そして俺は絶対先にくたばったりしないからという彼の言葉にとてつもなく救われました。

人見は何時でも私が一番欲しいと思う言葉をくれる。
不安で不安でたまらなくなって押しつぶされそうになっても、彼の言葉があるから私は押しつぶされないし生きていける。

私は人見に救われっぱなしだ。

もうこれ以上彼に悲しみが降りませんように。
もう誰も亡くならないように。

お疲れ様でした。
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